宮城県女川町ボランティアマッサージ・レポート ② 
心のつながりは今後も続く…


日 時■2012年3月18日/3月25日
訪問先■宮城県女川町
協 力■女川町復興支援センター/オリックス財団


01◀お世話になった女川復興支援センターの Yさん(前列左)と3/25の参加スタッフ

今年の1月29日から始まったボランティアマッサージは、仙台市と女川町で計5回実施し、3月25日をもって一区切りとなりました。この企画を頂いた、オリックス財団、復興支援センターの方々に感謝申し上げつつ、前号(特集)に引き続き、第4回・第5回目のレポートをお届けします。

3月18日は、施術者7名と相談員2名による、3ヶ所の仮設住宅でのボランティアマッサージでした。
 当日は「復興支援祭」という大きなイベントと重なってしまい、どれぐらいの方が参加頂けるのかとても心配でした。しかし、終わってみれば計34名もの方々にマッサージを受けて頂き、また食事や果物の差し入れなど、温かいお心遣いも受け、改めてうかがってよかったと痛感しました。
 翌週3月25日は、天候にも恵まれ、施術者5名と相談員3名は、2班に分かれ、6ヶ所の仮設住宅を訪問する事ができました。
 やはりこの日も、一番印象に残ったのは、初めて会う私たちに対して、嫌な顔も見せずに明るく接して頂いたこと。そして思い出すだけでも辛いはずの震災時の状況など詳しくお話してくださったことです。
 また、写真撮影をお願いした際には「美人に撮ってよ!」と笑いが出たり、マッサージ後に「洗車をするよ!」と元気よく出かけた方もいました。皆さんの明るい笑顔に、かえってこちらが癒された程でした。
 そしてこの経験が、私たちにとって貴重な心の財産となった今回のボランティアマッサージでした。

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レポート/月刊てあて編集部