今月の特集
2014年1月15日<53号(2014年01月)>
華咲く百歳!
- 新春企画/祝・華咲く100歳!
昨年、100歳の詩人として柴田トヨさんが話題になりました。私たち中央在宅マッサージが訪問しているお宅にも、今年100歳以上になられる方が各院にいらっしゃいます。明治・大正・昭和・平成と一世紀にわたり、様々な人生と経験を積み重ねて来られた諸先輩方です。一日一日を大切に、そして何より明るく過ごしていらっしゃいます。在宅マッサージに訪問すると、逆に私たちが元気をもらっているほどです。ここに、2014年に百歳以上になられる方々をご紹介したいと思います。
思うがままに生きて

Y・Kさん
大正2年生まれ(101歳)
銀座で歯科医院を開業していたKさん。2度の心臓発作で、危険な状況になったこともありましたが、現在は回復され、マッサージを楽しみにしています。長生きの秘訣は何でも食べる事、思うままに生きる事。子供時代はやんちゃだったと笑顔で話します。
「ありがとう」の笑顔

K・Oさん
明治37年生まれ(110歳)
長年、訪問させていただいている、K・Oさんは、K市内では一番のご長寿です。ご自宅は小金井街道沿いのおせんべい屋さん「○○庵」。88歳までお店に立たれていました。好き嫌いがなく、歯もご自身の歯です。「ありがとう」の笑顔に元気をいただきます。
今日はマッサージ師に合わせてグー・チョキ・パーと 指の体操をしました。仕草がお茶目なKさんです。

夢はギネスブック?

H・Sさん
大正2年生まれ(101歳)
Sさんは、詩吟が趣味。子供の頃はバスケットやドッチボール、リレーと運動も得意で、120歳でオリンピックに出て、ギネスに載ろうかしらと笑います。長生きの秘訣は、常に人を想い気遣うこと。来客の時は、お化粧をして、出迎えてくれます。
日記を書いています

S・Nさん
大正3年生まれ(100歳)
一見70代に見間違えるほど、お若く見えるNさんは今年で100歳。曾孫さんが訪ねてくることが何より楽しみ。長生きの秘訣は笑顔でいることです。書くことが大好きで日記やメモなどをこまめにとられています。沢山のご家族に囲まれ、おだやかで幸せな日々です。
一日一日を大切に

M・Tさん
明治44年生まれ(103歳)
「100歳まで生かしてもらってありがたい。1日1日を大切に生きています」そうおっしゃるTさんは、常に感謝する気持ちを忘れません。週2回のマッサージも身体が楽になると大変喜んで下さいます。謙虚さを失わない。その生き方に多くの事を学びます。
笑顔を忘れずに

N・Iさん
明治44年生まれ(103歳)
長生きの秘訣は、好き嫌いなく何でも食べる事。特にうなぎが大好きです。100歳以上になった今でも、また昔のように歩きたいと、意欲は衰えません。「若い頃はね、商売をしていて、笑顔を絶やしたことはなかったよ」と笑顔の大切さを教えて下さいます。
家族の太陽!

T・Mさん
明治45年生まれ(102歳)
九州出身のT・Mさん。若い頃の夢は看護師。勉強・和裁・洋裁・編み物と、なんでもこなす自慢のお母さんでした。常にご家族に寄り添い、ご家族と共に歩んできた人生です。明るく社交的なTさんは、まさに家族の太陽といえます。
「バンザイ」も以前より腕が上がらなくなってきたと おっしゃるTさんですが、この日は頑張って、立位運動までしてくださいました。

おっしゃるTさんですが、この日は頑張って、立位運動までしてくださいました。
おだやかな日々を

I・Hさん
大正3年生まれ(100歳)
昔は読書や機械いじりが趣味だったとHさん。今は時代劇を観るのが好きです。長生きの秘訣はストレスを溜めない事。体調管理にも気を付けています。マッサージを受けてからは、腰や背中の凝りや痛みも軽減し、おだやかに過ごしています。
平凡が一番!

Y・Yさん
大正3年生まれ(100歳)
昔を振り返り「若い頃は、良く働いたなぁ」とYさん。長い人生の中では色々なご苦労もあったのでしょうね。一番の思い出は、小学校の遠足や、運動会。淡い想いが胸によみがえります。「平凡が一番」。100歳を迎える人の言葉に深い意味を感じます。
生涯現役です!

Z・Tさん
大正3年生まれ(100歳)
若い頃海外を飛び回っていたTさんですが、今年100歳を迎えてもなお、そのバイタリティーは衰えることを知りません。88歳を過ぎてからパソコンを習い始め、書道も5段の腕前。大切なのは、気持ち!それを教えて下さいます。