今月の特集
2014年8月28日<60号(2014年8月)>
『月刊てあて』5年の歩み
- ありがとう!創刊60号。感謝の気持ちをこめて…
おかげさまで『月刊てあて』は、今号で創刊60号を迎えました。毎月の表紙を飾る「絵手紙」や「今月の言葉」を寄せてくださる島崎昌美さんをはじめ、「特集」では、ご家族を含め120名余りの方々にご登場いただきました。この場をかりて、お礼と感謝の気持ちをのべさせて頂きます。今回はこれまでの『月刊てあて』5年間の軌跡を振り返ってみました。
絵手紙のメッセージ
病気や介護から連想される言葉は「辛い・苦しい・悲しい」といったマイナスのイメージですが、月刊てあての表紙絵で表現するのは「感謝」や「幸せ」です。
ご自身の病気や義母様の介護を経験した島崎さんならではの、感性や表現に多くの方が共感し、励まされてきたと思います。
命あることへの喜び…それが絵手紙の原点と教えて下さった島崎さんの言葉通り、『月刊てあて』の表紙絵には、こころが楽になるヒントがたくさん隠されています。
「笑顔」との出会い
身体が思うように動かないもどかしさや、辛さはご本人でなくては、なかなか理解できないものです。またそれを支えるご家族の大変さというものも図りしれません カメラに向かって笑顔を作る事だって、ずいぶん長い年月が必要だったかもしれません。
その「笑顔」の材料の中に、在宅マッサージがほんの少し、スパイスとなって加わっていることが嬉しくて、「特集」という形になりました。これからもまた、取材を通して、たくさんの「笑顔」と出会うことが楽しみです。
「感謝」の気持ち
人と地域の「幸せ」の為にという「てあて」の考えに賛同し、5年ものあいだ一度も休まず、つくばから表紙絵を送って下さった島崎昌美さん。マッサージ師さんのためなら、と紙面に登場して下さった患者様。皆さんに支えられて、60号まで来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
どうしようもない悲しいことや辛いことがあったとき、絵手紙のことばをつぶやいてみて下さい。
そうしたら少し心が軽くなって、『ちいさな幸せの大きさを知る』かもしれません。(20号より)編集部