月刊てあて「特集」

今月の特集

2019年11月13日<120号(2019年8月)>

『絵手紙』で見る——  月刊てあて 10年の歩み

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『絵手紙』で見る——  月刊てあて 10年の歩み

『月刊てあて』は、おかげさまで10年を迎えました。毎月の表紙を飾る「絵手紙」と「今月の言葉」をかいてくださった島崎昌美さんをはじめ、「特集」では、これまでにご家族も含め350名余りの方々にご登場いただきました。今回は『月刊てあて』の10年間を絵手紙で振り返ります。

120通の絵手紙に励まされ

2009年8月『月刊てあて』が創刊してからこの10年、一度も休むことなく表紙絵をかいてくださった島崎昌美さん。これまでかき下ろされた120通の絵手紙と今月の言葉には、ご自身の病気や二人のお母様の介護のことなど、本来なら辛いはずの出来事を感謝と幸せの言葉へ置き換えて綴られています。また、2011年に起きた東日本大震災をはじめ、自然災害に対する想いは、何号にも渡ってありのままの素直な言葉で語られ、私たちの胸に深く響きました。

 四季折々の心あたたまる「絵」と情景が目に浮かんでくるような豊かな「言葉」。そんな絵手紙に多くの方が癒され、励まされてきたことでしょう。

 心が塞ぎ立ち止まった時、これまでの絵手紙をじっくりと読み返してみてください。自分自身の想いと重なる「言葉」の数々が、あなたの心にそっと寄り添ってくれるはずです。

「ありがとう」の輪

『月刊てあて』を創刊するにあたり表紙絵を模索していた頃、地元のローカル新聞で連載していた島崎さんの絵手紙と出会いました。そしてこのご縁が繋がり『月刊てあて』は今年で10年という節目を迎えます。
 これまで、絵手紙を手にした読者のみなさまから多くの「ありがとう」が寄せられ、私たちの励みとなりました。島崎さんと『月刊てあて』に携わってくださった多くのみなさまとの輪を繋いでくれた絵手紙の力を強く感じます。 これからも島崎さんの目に映る景色、そして紡がれる想いを絵手紙を通して一人でも多くの方へ伝えていきたいと思います。(編集部)