社長ブログ

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社長による「てあて」に対する想いなどを綴っています。

指は 家族。

  • 2013年2月8日

「登山家・栗城史多 指切断望まない」

『登山過程のインターネット中継を行うなどの斬新な登山スタイルで、これまで山岳ファンのみならず注目を浴びてきた登山家・栗城史多(30歳)。2012年8月末に4度目となる単独・無酸素のエベレスト登頂に挑戦したが、その際に9本の指に凍傷を負ってしまった栗城は現在、9本すべての第二関節から先を切断しなくてはならない可能性を抱えながら治療にあたっている。

そんな栗城が2月4日、Facebookの公式ページとオフィシャルブログに「奇跡への挑戦」というタイトルで文章を投稿し、感染症にかかりやすくなるリスクを抱えてもなお、指を切断したくない思いを持っていることを記した。

栗城は更新の中で、現在医師からは切断を勧められているが、「未だに粘っています」と、高圧酸素治療・炭酸ガスによる手浴・漢方薬など、切断せずに済む治療法を探っている状況であることを報告。

切断せずにいる理由について栗城は、登山の際のパフォーマンス低下や私生活への影響だけでなく、「この指は僕にとって家族であり、今までの様々な困難を支えてくれた仲間でもあります。ご飯を食べたり遊んだり、昔は野球をしたり、この指との思い出は数えきれないほど沢山あります」(原文ママ)と明かしている。

これまで自身のことを守ってきてくれた指を、今度は自分の意志で守り通したいというのが最も大きな理由のようだ。指を“家族”にたとえた栗城は最後に、「一人も欠ける事なく、家族みんなで元気になって、そして再びエベレストに向かえるように奇跡に挑戦します」と決意を示して記事を締めた。』

指は、家族という視座に、感動しました。
傑出した秀でる人は、詩人になる。
なんとか、治療に成功して欲しいと心から応援しています。