社長ブログ

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社長による「てあて」に対する想いなどを綴っています。

一人ひとりに応じた不公平な対応を目指す

  • 2012年12月26日

僕が小学校2年のとき、担任の奈良先生がいきなり言った。
「僕はえこひいきをする」。 そして僕を指さし、
「もし鈴木が授業中に大きな声を出したら、僕は怒る」と言った。
まあ当然でしょう。クラス全員が笑っていた。

次に、 「もし早川が大きな声を出したら、僕はほめる」。
早川さんはクラスで一番おとなしい女の子。
全員静かになった。

「みんなそれぞれ違うんだ。人によって怒られたりほめたりする。
だから僕は、えこひいきをする先生なんだ」。 

意外にも、クラス全員が納得した。

~ 東京新聞 『パパイヤ鈴木さんの子育て日記』より ~

素晴らしい先生ですね。

子どもは一人ひとり違うから、その子どもに応じた対応をする、
しかも、それを子どもたちに宣言して、納得もさせている。
こういう一人ひとりに応じた対応、いわゆる “えこひいき”。

これは、組織にとって、とても大切なことだと思う。

 

”えこひいき”こそ、私の目指す組織だ。

「人は金のみにて働くにあらず」  「いい仕事をしたいという願望」

を達成させるのが、会社の使命である。

したがって、

私の“えこひいき”は、社内みんなの評価と一致するはずだ

仲間意識があり、皆から信頼され、

自分の成長こそ会社の成長であり、

会社の成長が自分に幸せをもたらすと考える社員は、

私の評価は高い。

 

会社の未来と社員の幸せのためにおおいに議論をしよう。