社長ブログ

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社長による「てあて」に対する想いなどを綴っています。

人の血が36.5度なのは。

  • 2013年2月20日

人の血が36.5度なのは。

 

人の胸には 休みなく動く心臓があり、体の隅々には 温かな血が流れている。

心臓が止まり 血が冷たくなれば、人は死ぬ。

人の血が36.5度なのは、それだけの温かさが、必要なのだ。

『外科医 ポン・ダルヒ』より

国民の大多数が勤め人化して、

労働がますます細分化され、分業化している社会にあって、

医療の従事者は、

自らの仕事の出来栄えに対する強い関心、労働の手応え、労働の輝き、

そして 労働の自立性を堅持できる、数少ない職業である。

しかも

そもそも、体温を36.5度に保つ 労働の対価としての金銭的報酬を、

ひたすら志向するにはなじまない。

てあては、「やさしい心とあたたかな手」を 提供することを理念としている。

 

創業からの 私の思いは、

徒弟制度の旧態依然とした鍼灸マッサージ業界に、

新風を巻き起こし、国民の期待に応える業態を確立することによって、

爽やかな、意欲あふれる施術者の 活躍する舞台 と、

そして手技療法の 明るい未来 を創造することにある。

 

まもなく創業10周年を迎える てあては、

心を新たに、理念を共有する、新入社員を迎えたい。

 

この理念を実現するには、理念に共鳴する社員と共に

「誰のための会社にするのか」 を 大いに議論したいと思う。

 

 働く者が幸せにならなければ、温かさは提供できない。