美人の日本語
- 2013年2月17日
『美人の日本語』 山下景子著
一日一語、口にするだけで 心が綺麗になる 一年365日の言葉
あとがきにこうある
『・・・
たとえば、月を見る時、単に夜空を見上げるのと、
月の持つさまざまな名前や物語を知った上で見上げるのとでは、
感動の大きさが全然違います。
絵画や写真も、
タイトルが違えば、
すっかり印象が変わってしまいます。
「 そこに美しいものがあるから美しいのではなく、美しいと思う心があるから美しいのだ 」
といいますが、
「美しい」という言葉を知らなければ、
美しいという思うことすらできません。
心は、
言葉を通して育つものなのですね。
・・・』
さて
本日 2月17日 を開いてみると、
花弁雪(はなびらゆき)
『幸福が降ってくる
雪を花にたとえた言葉は、たくさんあります
・・・
大粒のはらはら舞い落ちる雪が花弁雪です。
降る雪の姿は、本当に生命があるようです。
・・・
雪の多い地方では、
そんなのんきなことをいってはおれないでしょうけど、
雪の多い年は豊作ともいわれています。
・・・
この冷たい一片(ひとひら)、一片(ひとひら)が、
いつか、
本当の幸せの花に変わりますように・・・。』