ワーク ライフ バランス
- 2010年12月10日
弊社が推進しているワークライフバランスについて
最近、ワークライフバランスという言葉がよく耳にするようになった
簡単にいえば、仕事も生活も充実させるという生き方のことだ。
しかし、誤解されやすい言葉でもある。
(私自身は、ワークライフシナジーのほうがしっくりくるが)
※シナジー 相互作用、相乗効果
いままでの日本社会では、
仕事か家庭か どちらかを優先させること が当たり前とされてきた。
「仕事優先」=正社員 「家庭優先」=非正社員
しかし、このどちらかを優先する発想では、
長い職業人生の過程で、特に育児や介護などの局面を乗り越えにくい。
女性に、結婚したら勤めは辞めろというような男性がよくいる。
男性であっても、これからは、仕事優先で一生を終えることはまずない。
共働きであれば、育児を一緒にやることは自然だし、
また、中高年であれば、親の介護。
さらには、定年退職後には、夫婦ふたりですごす生活が待っている。
・
人生80年時代。会社人間が定年後20年は余生?にしてはあまりに長い。
会社人(身分)から、職人(職業人)を 勧めるのはここにある。
自分自身で、仕事を生活を、そして引退を決められる職人としての生き方を応援したい。
先日紹介した、石垣りんの詩「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」 は、
くらしの中にある尊い労働をうたった詩だ。
在宅医療は、まさに くらし の中が現場であるのだから、くらし を知らねばならない。
患者の くらし の応援でもあるのだから、施術者自身の意識改革が必要だ。
施術者自身が、自らワークライフシナジーを積極的に実践して欲しい!
仕事と生活というものは本来切り離されるものではなく、
双方の充実が両方にいい影響を与える。
両者の充実がともにシナジーをともなって、どちらにもいい影響を与えるならば、
どちらを犠牲にしなければならない。という考え方はあるはずがない。
・
弊社は、ワークライフシナジーを実践できるたぐい稀な企業だと思う。
その実践が、素敵なマッサージ師になるための必要な資質を育むものだから。