目に見えない大きな砂時計 を意識しよう
- 2022年1月10日
新しい年を迎えるにあたって、坂村真民さんの「今」という詩を贈ります。
大切なのは
かつてでもなく
これからでもない
一呼吸 一呼吸の
今である
新しい年がスタートし、例えるならば 「目には見えない大きな砂時計」を ぐるっとひっくり返しスタート台に立ったようなものです。
「時」というのは過ぎ去ってしまえば、それっきりでどうすることも出来ないと思っているかもしれませんが、そうではありません。
「目には見えない大きな砂時計」の底には 一時間、一日、一週間、一月、一年と、知らないうちに、また意識するしないに関わらず「時」は砂時計の底にさらさらと、さらさらと降り積もっています。
そう考えると、悲しいこと、辛いこと、不平・不満・愚痴・泣きごとを言って毎日を過ごして、「目には見えない大きな砂時計」を 嫌な時間でいっぱいにするのではなく、
嬉しいこと、楽しいこと、ウキウキすること、ワクワクすること、そして感謝され、役に立っている充実感に満ちあふれるような幸せな時間でいっぱいにしていきましょう。
時は過ぎ去るものではなく、こころの内にからだの内に積もりゆくものと意識すると、時はいっそう大切に思えてきます。
まだまだコロナは終息できず先が不透明ですが、一呼吸一呼吸の今 の充実を目指して、本年も実り多い年にしていきましょう。