仕事が人をつくる てあての使命
- 2022年4月5日
てあての社内コンペティション、「在宅マッサージにまつわる感動体験」の応募作を読んで、在宅医療は尊い労働だという事を、改めて実感しました。
マッサージ師になって軽い気持ちで在宅を目指し、そしていざ現場に同行した時の圧倒される姿に、共感します。そもそも初めて触れる高齢者の身体や匂いや生活や家族の有り様にたじろいだ経験を誰もが持っていることでしょう。
世間でもてはやされるのは、健康な「生」にかかわる経済活動で、「老、病、死」は、病院や施設や家庭のなかに押し込められてしまい、みんな知らんぷりを決め込んでいる。
しかし 高齢社会日本の根幹を支える大事な仕事。
「ありがとう」のささやかな一言に救われ、折れそうになる心を鼓舞し、持てる技と人間力を振り絞って、日本の現実に果敢に挑戦するたくましい皆さんを応援するのが「てあて」の使命であると再認識しました。
次年の作品も楽しみにお待ちしていてください。