ココロ温まるお話「霊峰 富士山」
- 2022年5月22日
- 出版物(島崎/その他)
「月刊てあて」153号 みんなの手より
コロナで密を避ける風潮にあって ココロの密はより一層密になって ココロ温まるお話
「在宅マッサージにまつわる感動体験!2022」より
霊峰 富士山
てあて在宅マッサージ浦和/尾関昌義
無類の富士山好きを自称する私にとって、空気の澄んだ冬の季節が大好きです。
日々の訪問業務の中での移動中、あらゆる角度から、晴れた日には必ず一度は真っ白な全容を見せてくれます。
在宅マッサージでは、毎回の訪問を感謝されたり、足が不自由で一人でどこへも行けない方からは、一番の楽しみといわれることもあります。
その一方、思うように施術の効果が表れないことや、進行性の病で生活動作能力が低下してしまうなど、時には訪問していた方がご逝去されてしまうことも。昨今は、新型コロナウイルスの終息が見えないなど、心の平静を保つことが難しくなってしまうことがあります。
そんなボロボロになった心を富士山は、癒し、励まし、大きな感動を与えてくれる存在であります。車での移動中、4号線、298バイパス、見沼田んぼ、陸橋など、あらゆる場所で私の心を癒してくれています。