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9月と言えば…?

  • 2021年9月27日
  • 浦和だより

皆さんは9月と言えば
何を思い浮かべますか?

秋の入り口?
お彼岸?
中秋の名月?

人によって思い浮かべるものは様々なのかな、
と思います。

私は、というと
9月と言えば2つ思い浮かぶものがあります。

1つが
「稲刈り」です。

5月の田植えから
育っていく姿を見ていた稲が
収穫の時期を迎えているようです。

いつも通っている道から写真を

【訪問地区:見沼区】
有名な ”見沼田んぼ” です。

走る農道の脇には田んぼが視界いっぱいに広がっていますが、
遠くには新都心が見えるんです。

この田舎と都会が入り混じる面白い道は 緑が多く、
どのシーズンも私の心に様々な感情を与えてくれます。

今のシーズンは育った稲を見て
”実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな”
という言葉が浮かび、
どんな立場になっても謙虚な心を持ち続けていたい
と思わせてくれます。

 

そして9月といえば思い浮かべるものの
もう1つが「敬老の日」です。

今の仕事を始めてから
特に意味がある日のように感じています。

敬老の日とは
”多年に渡り 社会に尽くしてきた老人を 敬愛し長寿を祝う日”
となっているそうですが
成り立ちや、何故9月15日(旧敬老の日)だったのか等は
諸説あるようです。
(現在、敬老の日は9月の第3月曜日と定められています)

その中で
昔、兵庫県のある地域で提唱したものが
基盤となっているというものを見つけました。

その村で提唱したのは
”お年寄りを大切にし、お年寄りの知恵を生かした村づくりをしよう”
というものだったそうです。

”お年寄りの知恵を生かした”
というところに私は心を惹かれました。

歳を取ると ”悪いことばかりが増える”
と悲観的に捉えてしまう方がいるようですが
私は決して悪いことばかりではない、と思っています。

歳を重ねるからこそ
若い頃には理解できなかったことが理解できるようになったり
暮らしの中の ”知恵” を身につけていけます。

そしてそれはきっと
社会の中で若い人に何かを残すことが出来る、
と感じています。
決して悲観的なことだけでは無いはずです。

私たちは ”先生” であり、教える立場の人間です。
患者様の 知らないこと、必要なこと、身体のこと、
これは私たちが教えていく部分だと思います。

ですが、私たちが知らないことを
患者様から教えていただく事もあるのです。

○暮らしの中に役立つこと
○物を大事にする心
○家族の絆・夫婦の絆
○変わらぬ想い・変わっていく想い
○病気になったから気づいたことがある、と言える心

接する中でたくさんのことを教わっています。

教える、そして教わる

その交互の循環は
お互いを良い方向に向かわせてくれる
いつもそう思っています。

敬老の日は過ぎてしましましたが
改めてお祝いを言わせて下さい。

「敬老の日おめでとうございます」

そして
「いつもありがとうございます」

暮らしの中で社会的存在を見いだせない
そんな風に感じてしまっている高齢の方はいませんか?

知っていきましょう、ご自身の存在意義を。

落ち込んでいる方
元気になれない方
塞ぎこみがちな方

そんな高齢者が身近にいらっしゃる、という方は
私たちの会社にお問い合わせくださいね。

浦和院 細田でした!☀