水戸だより

ブログ「みんなの手」シリーズ

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コロナウイルスによるマスク騒動

  • 2020年5月29日
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2005年6月7日に水戸院を立ち上げて、間もなく15年になります。施術者6名・相談員1名の小さな水戸院ですが、宜しくお願い致します。

振り返れば、2011年3月に東日本大震災があり、ご利用者様でも川や沼の近くの方2件の建て替えが出てしまいました。電気や上下水道の復旧に時間を要し、ガソリン不足で何時間も並んだこともありました。福島の原発事故により50名以上「水戸市少年自然の家」に避難してきた為、自宅に戻れない方々に半年間ボランティアでマッサージを行い、水戸市やいわき市に移住する話を聞いたこともありました。このような災害は、二度と起こらないだろうと思っていました。

 

2020年1月、「今年は、東京オリンピックがある」といつも以上に楽しみにしていましたが、2月頃から想像もしていなかったダイヤモンドプリンセス号によるコロナウイルス感染。
船内での対応について注目していた頃には、今の状況を予想できませんでした。

手指消毒液やサージカルマスクは、十分に保管していましたが、3月にはマスク不足が深刻化してきて、どこでも購入出来なくなり、水戸市役所に相談しに行ったこともありました。1月末に水戸市が友好交流都市の中国の重慶市に5万枚マスクを支援しても、「水戸市のストックは限られていて、特定の市民や医療・介護従事者に回せるものはない!」と言われ、泣く泣く帰ったことがありました。

現在、まだ茨城県内にアベノマスクは届きませんが、子供や妊婦、高齢者を優先して送られています。おかげさまで、衛生資材は確保出来つつあります。

先を読むことは中々出来ませんが、優先順位をつけて行動し、ムリ・ムダ・ムラを無くして、身近なものから守っていきたいと感じています。

院長 鈴木