ナラ枯れが近所の公園でも…
- 2021年9月7日
- 相模原だより
今年の初夏を過ぎた頃から相模原周辺を車で走っていると
立ち枯れした樹木を見る事が増えてきたのですが、
ついに事務所の近所の公園でも立ち枯れの木を見かけました。
この現象、通称「ナラ枯れ」というそうで、近年里山の樹木が大量に枯れるなどして問題視されているそうです。カシノナガキクイムシ(カシナガ)が媒介するナラ菌によるもので、ナラ菌に感染した樹木は水を吸い上げる機能が失われ、やがて枯れてしまうのだそうです。
この根本付近に粉を吹いたようになっているのがカシノナガキクイムシが寄生しているサインだそうです。
残念ながら、一度ナラ菌に感染した樹木は再起が難しいとのこと。この公園の樹木も半数くらいがこの状態で、1/4くらいがすでに枯れ始めていました。身近な樹木が枯れてしまうのはとても残念に思います。
少しでも長く青々と生い茂った樹木が見られますように!
相模原院:嶋村