ウスバシロチョウ舞う五月
- 2022年5月19日
- 相模原だより
城山の里山でちょっと珍しい蝶をみかけました。
ムクムクした胴体と首周りにふかふかの黄色い産毛を持っている、羽が半透明のちょっと珍しい蝶。
平野部より少し山間に入った里山でのんびり浮遊するように飛んでいる姿を見かけました。
モンシロチョウよりちょっと大き目なチョウ。ウスバシロチョウという蝶だそうです。
このチョウ、分類上はアゲハ蝶と同じ部類に含まれるそうで、ウスバアゲハと呼ばれることもあるそうですが、ぜんぜんアゲハらしくないですね。
チョウの中でも原始的な部類のチョウで、チョウなのに繭を作って蛹になるとか。蛾っぽい?
年に一度、四月後半から五月にかけて短い期間発生する、ちょうど今の時期を告げるチョウなんですって!
天然記念物で標高の高い山に生息するウスバキチョウ、ワシントン条約で採集が禁止されているアポロチョウを親戚に持っている、やや希少な部類のチョウみたいですよ!であえたらラッキーですね!