ただいま準備中(津久井湖城山公園・水の苑地)
- 2022年10月15日
- 相模原だより
14日の雨の日。先月訪れた津久井湖城山公園・水の苑地の花壇は準備中でした。
何も植えていない状態だとわかりやすいですが、棚田のような形状の花壇なんですね。次は上から見下ろしてみよう。
この間紹介した芙蓉の花、スイフヨウ(酔芙蓉)という品種の芙蓉だったようです。
咲き始めは真っ白ですが、
しばらく経つとお酒に酔ったようにピンクに染まっていく様子から「酔芙蓉」なんですって!ちょっと色っぽい名前のお花だったんですね。
いつもは花壇にばかり目が行きがちですが、公園内にはカスケードや、
古代遺跡のようなオブジェの噴水があります(水浴び厳禁)
津久井湖から根小屋の山には雲がかかっていました。
一足早く紅葉し始めたハナミズキの葉と赤い実。
鮮やかな紫のアメジストセージの花。
ムラサキシキブの実(実際はコムラサキシキブのようです)
以前お世話になっていた二本松のM様に秋に紫のキレイな実が成るというムラサキシキブの鉢植えを見せて頂いたことがあったのですが、実が成る季節が来る前に残念ながらM様は他界されてしまい、見る事が叶いませんでした。
まさか水の苑地で見られることになるとは!準備中でも来てよかった!
ちなみにムラサキシキブとコムラサキシキブの大きな違いは、ムラサキシキブが2~3mと大きく育つのに対して、コムラサキシキブは1~1.5m程度しか育たない低木樹だということなんだそうです。ですが、園芸店ではコムラサキシキブをムラサキシキブとして販売していることが多く、ムラサキシキブとして流通している苗木の殆どはコムラサキシキブなんだそうですよ。低木で扱いやすく、実もたくさん成るコムラサキシキブがムラサキシキブのバーター的存在として名前を拝借して活躍してしまったかんじでしょうか?ちょっと皮肉ですが、面白い話ですね。
ムラサキシキブ、私も見られましたよとM様にこころで報告する秋の雨の日でした。